ひらい歯科クリニック
2018.9
■兵庫県加古川市
大通りに面した大きな間口の歯科医院。
幹線道路のため付近の他の店舗には大きな看板が立ち並ぶが、この医院では空間そのものに興味を持ってもらうことを考えた。
幅の広い間口を大きな白い壁と、木製の箱、コンクリートの長いベンチで構成している。
白い壁は長いアプローチとなり、木製の箱には受付などの機能を収めている。
診療までの時間はベンチの好きなところですごしてもらう。
診療スペースはペンダントライトをランダムに下げ、空間の機能性をあいまいにした。
院長のコンセプトである、「医院らしくない医院」を目指した。